施術に感動してる場合でない?

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【20年ぶりに正座ができた!でも、本当のゴールはここから】

「正座なんて、もう一生できないと思ってました……」

そんな言葉をかけてくださったのは、ある患者さん。
実はこの方、20年ぶりに正座ができたのです。

でも、私たちが目指すのは“正座ができるようになる”ことそのものではありません。
本当のゴールは「正座をしても膝が痛くならない体」をつくること。
つまり、痛みの出ない身体の動かし方や、正しい負荷の分散ができる身体を手に入れることです。


「膝が痛い」「太ももが張る」「正座ができない」
こうした悩みを抱えて来院される方の多くは、当然ながら“脚”に問題があると思っています。

しかし実際には——
脚そのものではなく、体幹の使い方に原因があるケースが非常に多いのです。

例えば…

  • 腰が抜けるような座り方をしていたり
  • 体の中心がブレていたり
  • 骨盤の動きがうまく連動していなかったり

そうした「体幹の不安定さ」が、脚に過剰な負担をかけているのです。


脚や腕は、あくまで“体の先端”にすぎません。
本当の動きの起点はどこかというと——それは「体幹」なんです。

私たちの身体は、本来、体幹から四肢へと連動して動く構造になっています。
体幹がしなやかで安定していれば、自然と脚の動きも洗練され、負担も減少します。

特にランナーやスポーツ選手にとっては、
どんな走り方をするか」よりも「どんな体で走るか」のほうが遥かに重要です。


今回の動画では、(リンク先)

  • 正座ができるようになるまでの流れ
  • なぜ体幹が重要なのか?
  • 日常生活やランニングにどう活かすのか?

について、わかりやすく解説しています。

今まで「膝が悪い」「脚に力が入らない」と思っていた方も、
一度“体幹の意識”を変えるだけで、驚くほど動きやすくなります。


【まずは縄跳びから!】「走り方」より「体の準備」が先!

「もっと速く走りたい」
「ランニングフォームを直したい」

その気持ち、よくわかります。

でも、いきなりフォームをいじるのは危険です。
その前に、まずしなやかで軸のある体幹を育てること。
それができて初めて「走り方」が意味を持つのです。

フォームは“方法”。
しかし、身体づくりは“戦略”です。
その土台がなければ、どんなフォームも崩れてしまいます。

最初の一歩としておすすめしたいのは「縄跳び」。
体幹を安定させ、全身の連動性を高めるのにぴったりな運動です。


まとめ

  • 脚のトラブルの原因は、実は「体幹の弱さ」にある
  • 正座ができたのはスタート地点。ゴールは「痛みの出ない体」
  • ランニングは「方法」より「体の状態」が大切
  • 体幹を意識した動きで、パフォーマンスも回復も変わる

正しい体の使い方を知ることで、20年ぶりに正座ができるようになった方もいます。
あなたも、自分の身体と向き合うことで「動ける体」を取り戻しましょう!